2011年12月24日土曜日

料理書専門店onakasuitaにて。

阿佐ヶ谷料理書専門古本店onakasuitaさんにて『LEMON RICE』の取り扱いが始まりました。料理書専門ということで、納品ついでにお店訪問。プロ向けの重厚な専門書から軽いエッセイまで、幅広い料理書がたくさん。訪れるお客さんも食関係の職業の方が多いそうです。お料理好きの方はぜひ一度のぞいてみて下さい。



この日は「ラブおばさん」こと城戸崎愛さんの『お嫁さんクッキング』(1982年)や、マドモアゼルいくこさんの『秘密のプチパーティ』(1983年)など、80年代のファンシーな本を多く購入しました。

『お嫁さんクッキング』は新婚の「トットちゃん」と「ラブおばさん」を軸に、「ダイエットのマリさん」「ルンルンルンのミィちゃん」「マンガ少年のトムくん」など、複数の人物が登場する物語仕立てのレシピ本。

「夕方近く、ジュンちゃんから電話がかかってきて、突然、お客さまを4人も連れてくるだなんて…」「夜もふけ、そろそろ寝ようかなんていうときに、チャイムがピンポーン…」
来客の多そうな家に嫁いだトットちゃんの苦悩あふれる文章が最高。想定読者の食卓風景をあれこれ想像した跡が、ストーリーにしっかり刻まれています。

『秘密のプチパーティ』では、「おすましやのキャロット・シトロンスープ」や「森に迷ったマイゴコブタ」「風にのってきたサラダ」など、メルヘンチックで抽象的な「愉快メニュー」135品を掲載。著者自身、うきうきしながら本を作っている様子がじんわり伝わり、こちらまで幸せな気分になります。

無駄をどんどんそぎ落とし、美しく、かつ理論的に「武装」した料理書が目立つように感じる昨今ですが、日々台所に立つ主婦の呟きのような身近でカジュアルな語り口の料理書の魅力を再確認できました。
料理でも本でも、私が最も面白いと思うのは、著者のD.I.Y.精神感じられるオリジナルな仕上がりのものなのです。

2011年12月1日木曜日

STUDIO VOICE ONLINE



『STUDIO VOICE ONLINE』にてきょうと小冊子セッションについての記事が掲載されました。
『LEMON RICE』もご紹介いただいています。ライターは『男の料理書評』にも寄稿いただいた竹内氏。

/////
「ジンやリトルプレスを集めたイベントは、今や食傷気味というくらいに、全国的に頻繁に開催されている。「きょうと小冊子セッション」はその流れを受けつつも、実はまるでベクトルが違っていた」
「恵文社叢書であり、ガケ書房ブックスのような、書店発の自主レーベルが期間限定で立ち上がったと思えば書店発の自主レーベルが期間限定で立ち上がったと思えばわかりやすい」(本文より)
/////

ジン、リトルプレス、小冊子…細かい区別をすること自体が野暮という気もしますが、「らしさ」にとらわれない多様な在り方を模索することこそが自主制作の良さだと、実際に作りながら感じました。
良いきっかけをいただきました。

colomboでの取り扱いを開始しました。




大阪/南船場のcolombo(http://www.colombo.jp/)にて、『LEMON RICE』の取り扱いが始まりました。
店主の綿瀬さんには「MEN'S COOKBOOK REVIEW 男の料理書評』にて文章を寄せていただいております。



どうぞよろしくお願いします。